SUPER AGURI F1 TEAMがFIA F1世界選手権から完全撤退することを発表しました・・・(涙)
2006年シーズンにホンダの支援を受けF1に参戦、2007年シーズンは結成22戦目にあたるスペインGPで初ポイントを獲得、2007年コンスタクターズランキング9位という成績を残したスーパーアグリF1チームの歴史がその幕を閉じてしまった・・・
もともとが放出せざろうえなくなった琢磨の為にホンダが作ったチームというイメージが強かったSAF1、この2年4ヶ月という短い間ではあったがスーパーアグリ代表・鈴木亜久里は良く頑張ったと思う。
巷では「ホンダが捨てた」とか言われていますがそんな事はないと思います。ホンダが決めていた期間内に運営資金を集める事が出来なかったのが撤退の原因な訳で一概にホンダが悪いって事は無いと思いますね。
ただ心配なのが琢磨の今後です、すでに来期に向けて動き出していると思われますが、是非ともF1界にてもう一度その才能を偉観なく発揮出来るチームへの移籍を願っております。
以下、スーパーアグリチームによる公式リリース全文
F1チームオーナーになるという私の昔からの夢を実現すべく、2005年11月にF1にエントリー申請をし、2006年よりスーパーアグリF1チームとして、2年と4ヶ月にわたりF1の世界で戦ってきたが、本日その活動に終止符をうつことになった。
多くの自動車メーカーが参戦しているこの世界でプライベーターとして戦いを挑み、昨年はチーム参戦から、わずか22戦目にして初ポイントを獲得しランキング9位となる快挙を達成することができた。しかし、昨年のシーズン初頭から、パートナーとして一緒に戦っていくはずだったSS United Group Company Limitedの契約不履行によりチームは経済的なバックボーンを失い、経営は非常に厳しい状況に追い込まれた。また、カスタマーカーに関する方向性の変化などチームをとりまく環境変化もあり、チームは新たなパートナー探しを精力的に続けてきたが、その活動は難航した。
その間、ホンダから支援を受けながら、なんとか今日まで持ちこたえてきたが、現在のF1を取り巻く環境の中で、今後も安定的に活動を継続していく目処が立たず、本日、F1から撤退するという苦渋の決断をくだすこととなった。
ここまでチームを支えてくれたホンダ、ブリヂストン、そしてスポンサーの皆様、いろいろな状況の中でアドバイスを頂いたF1関係者の皆様、チームが苦しい状況の中でも、モチベーションを絶やさず働いてくれたチームスタッフ、厳しい状況の中でも頑張ってくれたアンソニー、チーム立ち上げから一緒に戦いチームを引っ張ってくれた琢磨、そして、これまでSAF1を応援してくれてきた世界中のファンの皆様に最大の感謝を表したい。
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