2011年度のレギュレーションの変更点が発表されましたねぇ~
大きな変更点は、チームオーダーが容認された事、ギアボックスが5戦連続で使用しなければいけないって事。
チームオーダーの件は賛否両論を巻き起こしそうですよね~
まあコレによって恩恵を受ける人、失望のどん底に落ちる人などなど今まで以上に複雑な人間模様が見れそうですね。
以下の記事はWMSCが発表した声明文。
フォーミュラワン
WMSCは、2013年より新仕様のエンジンの導入を承認し、これは自動車産業のニーズへの対処と持続可能性の改善に対するFIAの責任を強調するものである。エンジンメーカーやその分野における専門家との対話を経て、パワーユニットは4シリンダー、1.6リッター、最大500バールの高圧ガソリン噴射、最大12000回転とする。エンジンは35%の燃料消費削減を達成し、広範囲に及ぶエネルギーマネージメントやエネルギー回収システムを特徴づけるとともに、現在のパフォーマンスレベルを維持している。2013年は、ドライバー1人あたり5基のエンジンが与えられるが、その後は毎年4基に制限される予定だ。
スポーティング&テクニカルレギュレーションの変更点
・チームオーダーを禁止する条項(第39条1項)は削除された。チームは、国際スポーツ規約第151条や他の関連条項に掲げられる、このスポーツの信用を失墜させるようないかなる行動にも責任を負うことを念頭に入れることになる。
・スチュワードが適用を許可されるペナルティリストの改正
・ドライビングやドライバー行為の改正
・ピットにおけるファストレーンの幅を制限
・安全上の理由でレース中にピットレーンを閉鎖することをレースディレクターに許可するレギュレーションの導入
・2011年のインターミディエイトタイヤ再導入
・レース中にドライタイヤの両仕様を使用しなかったドライバーに適用されるペナルティ
・4レース連続に替えて5レース連続でのギアボックス使用に必要な改正
・クルマがセーフティーカーをオーバーテイクする際の解釈
・可変リアウイングに関してすでに合意しているレギュレーションの方針調整
・リファレンスプレーンのより明確な定義付けや、特にリファレンスプレーン前部のボディワーク偏向テストの強化
・ドライバーの脚を保護する不侵入パネルの容認
2012年のテクニカルレギュレーションに関して、以下の部分が改正された
・チームコミュニケーションは放送局で入手可能になる
・バイオマスから生成された燃料合成物の含有
・サスペンション・アップライトの制限
だそうな